2020.07.02
REPORT
「Viledge オープニングセミナー」
大盛況!?のなか、無事に終了しました。
(蜜ですが… ちゃんと感染対策は講じております)
新型コロナウイルス蔓延の影響で、ゲストの曽根隼人氏を新潟に招くことは出来ませんでしたが、
WEB越しでも新潟と東京の心は通じ、すごく楽しそうにお話してくれた曽根氏が印象的でした。
今回は「映像の構築」というメインテーマのもと参加者を募集しましたが、
実際参加してくれた方々は、ビデオグラファー・フォトグラファー・音響エンジニア・看板屋さん・専門学生と、多分野の方にショールームとWEBにてお集まりいただきました。
集まっていただいた方々の映像に対するレベルも様々で、初心者〜キャリア5年以上の方もいましたが、今回のセミナーは少しレベル高めの突っ込んだ形の内容で進行させていただきました。
セミナー後半には1時間半ほど、曽根氏との質疑応答の時間を設け、映像を始める上でのカメラ選びなど初歩的な質問から、クライアントからの予算の取り方まで、幅広い内容で全ての質問にじっくりと答えていただきました。
昨今はYouTubeを代表として、WEBでほとんどの情報を得られる時代ですので、何でも調べればすぐに情報は手に入りますが、それが果たして「自分のモノ」として身につくのかは疑問です。
あるクリエイターからの質問内容にもあったのですが、
「YouTuberの〇〇さんのようになりたいんですが、どうしたらあんな感じになれますでしょうか?」
という問いがありました。
誰かを模して、自分もそうなりたい。
という事は間違いではありませんが、真似をするだけでは「個」というものが生まれません。
きっと、そのYouTuberの方なりの「個」があるからこそ、人気YouTuberになれているので、それ自体を目指す事は少し間違っているのです。
なにか(情報)を自分にインプットして、それを表現(アウトプット)する時に、ただの模写では無く、自分の持つ「個」という個性を活かした、自分なりの表現方法を持っていく必要があります。
それは、YouTuberのような自身が表現者としてなる場合も、クリエイターとして作品を制作する場合も一緒だと思います。
会社に所属しようが、個人として映像クリエイターになろうが、それぞれ自分なりの「個」を持つことが大事なのです。
それが、自分の価値であり、周り評価されるに値するものになっていくからです。
では、その「個」を磨くにはどうすれば良いか?
それは、経験し、学んでいくしか無いと思います。
色んな作品に触れ、人に触れ、さまざまな「インプット」から生まれるイマジネーションというものが、学びを経ることで得た技術によって「アウトプット」された時にはじめて人は評価され、成長していくものです。
今回の曽根氏のセミナーを通じて、参加者の方々はどんな「インプット」があったでしょうか?
少なくとも、今までとは違ったニュアンスのインプットがあったのではないでしょうか?
その学びを、今後の行動で、どうアウトプット出来るかが、成長の鍵となります。
「新潟という地方にいたら学べないし、いい作品なんて作れるわけないじゃん、だからそんな高価な機材は必要ないよね」
そんな言い方(いいわけ)をするビデオグラファーに会った事があります。
そんな事はありますでしょうか?
地方で活動していると、確かにそんなことを感じることはあるかもしれません。
でも、それって言い訳ですよね?
やってもいないのにそんな事決めつけるっておかしくないですか?
私は、おかしいと思います。
「チャンスは自分で作るもの」
言い訳なんてせずに、どこに踏み出し、どこに行くかを決めるのは自分です。
曽根氏も今回のセミナーの中で度々言っていましたが、
「とにかくアウトプットをしまくって、たくさん失敗をしてください。」
そこで得られる経験と学びがあなたを強くしてくれます。
地方というハンデなんて感じずに、もっともっと前に進みたい!!
そんな想いを持っている方がいましたら、応援させてください!!
Viledgeは、そんな可能性に満ち溢れたクリエイターの応援が出来る場所になっていきたいと思います。
今後も、映像を軸とした様々なセミナー・イベントを行っていきますので、是非チェックしていただければと思います。
改めまして、今回参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。
また次の機会にお会いしましょう!!